救急ナースマンのつぶやき

救急看護師として奮闘中。医療のこと、看護のことを思うままにつぶやきます。趣味は沖縄、サッカー、お酒!

墜落分娩

墜落分娩。

墜落産とも言われますが、

陣痛が始まり、病院に着くまでに自宅や車内で産まれてしまうことを言います。

 

赤ちゃんぎ産まれそうな搬送や転送は、救急を介さず直接産婦人科フロアへ向かうことが当院では多いです。

しかし、産後の大量出血はなどは、救急外来で母体の安定化を図ってから産婦人科フロアへ、ということもあります💦

救急部と産婦人科の連携プレーです👍

 

つい先日の症例としては、深夜の時間帯に、

「病院の入り口で赤ちゃんが産まれている!」

という、なんとも衝撃的な連絡が、警備員さんから入りました。

 

とりあえず急いで生体モニター、ストレッチャー、タオルを準備して向かうと、あたりは血溜まりが🙄

そしてすでに赤ちゃんが産まれている!!

という状況でした😧

幸いにも助産師さんや産婦人科医が先着していたので、我々は少しだけお手伝いするといだけで済みました。

母子とも無事でした💪

 

なんでこんなことになったかというと、、、

 

当院の産婦人科にかかっている妊婦さんの陣痛が自宅で始まる

妊婦さんが産婦人科の病棟に連絡を入れる

タクシーで当院へ

間に合わず入り口で産まれてしまった

産婦人科チームが入り口で対応

それを見た警備員さんが気を利かして、救急にも一報入れてくださった

 

という感じですかね😅💦

 

産婦人科病棟に連絡が入っていたため

医師、助産師、看護師の準備は万端でした🙋‍♂️

 

やはりお産に関する症例は、いつも助産師さんや新生児の看護師さん、婦人科の看護師さんに助けていただいています。

特に僕たち男性看護師からすると、非常にデリケートな領域で、基本的には女性看護師が対応します。

本当に母体がショックな場合は、お手伝いしますが💦

 

なんにせよ、子供が産まれるということは命がけで、それに常に携わっておられる医療スタッフの方には頭が下がります。

 

ただ、僕たちにもできることは必ずあるはずなので、日々勉強と訓練ですね!

 

ゆう