サボってました
ものすごくサボってました💦
少しずつまた書いていこうと思います。
この歳になって、彼女とお別れしました。
ちなみにアラサーです。笑
まあ、なかなか勇気のいる判断でしたが、お互いにとっていい結果になればいいかと。
今日は夜勤です🙄
夜勤前のゴロゴロしてる時間って、気持ちいいけど、気持ちが落ち着かず、不思議な感覚ですよね。
さ、がんばろーー!
NBC災害、テロ訓練
前記事からかなりの日が経ってしまいました。
先日NBCテロ訓練たるものに参加させて頂きました。
まずNBC災害とは、
nuclear 核
biological 生物
chemical 化学
いわゆる特殊災害を意味します。
別の言い方ではCBRNE、
radiological 放射性物質
explosive 爆発
NBCにこの2つを加えた言い方もされます。
簡単に言うと、普段では起こりえない事故やテロが起こってしまい、それにより多数傷病者が発生してしまうということです。
わかりやすい例としては、あの地下鉄サリン事件ですよね。
あの時も、病院や警察への第一報は「地下鉄で爆発事故」という情報でした。
さらに救急車が到着する前に、3名の患者さんが近くの病院へ駆け込まれています。
このような事件や事故が起きた時、どのように患者を受け入れるのか、そしてどのように自分、そして自分の病院を汚染から守るのか、ということが非常に大切になります。
今回の訓練は、当院からは医師と看護師、ロジでチームを作り参加させて頂きました。
全国の災害拠点病院からたくさんのチームが参加されていました。
座学、実技、テスト、総合訓練を丸3日間で実技したのですが、改めて自分の知識のなさ、当院の準備不足が露呈してしまいました。
例えば、近くの駅で何か液体がばら撒かれた!
傷病者が十数名出ている。
だけの情報しかなかった場合、何かわからない液体が付いたまま、僕らは普段のスタンダードプリコーションで対応してよいのか。
もしそれがルイサイトのような危険びらん剤だったらどうするのか。
そもそも、患者さんを病院に入れていいのか。
じゃあどこで患者さんを洗うのか。
防護服は??
普段起こらないことだからこそ、起こった時のダメージがでかいですよね。
ラグビーワールドカップやオリンピック、万博を控えているからこそ、核施設や学会が懸命に取り組んでいら領域です。
僕自身もまだまだお勉強や経験が必要ですが、どうやって当救命救急センターに落とし込むのか、また1つ背負ってしまった気がします。笑
とりあえず、参加したメンバーで来週に会議する予定ですが。
頑張らないと!!
ゆう
身体を抑制するということ
身体拘束。
5月頃、摂食障害を持つ女性が、不当な身体拘束をされたと病院を提訴した出来事がありました。
また先日、入院中の患者さんがトイレで転倒され、頭部外傷からそのまま亡くなり、遺族が病院を提訴することがあり、世間では身体拘束の必要性についてフォーカスされるようになりました。
身体拘束と聞くと、世間一般的には、患者さんをベッドに括り付けるようなイメージを持たれていますが、それだけではないんですね。
そもそも身体拘束ってなんで必要なのか、どのような場合にされるのか。
そのようなすべての行為に言える目的としては「安全を守る」というところにあります。
それは患者さん、家族、そして我々医療者も含めてです。
認知症、精神疾患、高次機能障害、せん妄などで、患者さん自身で点滴を抜いてしまっり、ベッドから落ちてしまうなど、危険が予想されるシーンが多くあります。それらを未然に防ぐことが必要です。
こんなことを言ってしまうと語弊を生むかもしれませんが、末梢静脈路つまり手に入っているような点滴を抜かれてしまっても、いくつかの場合を除き命にはかかることがありません。
ですが動脈や中心静脈、挿管チューブ、テンポラリーなど、抜かれてしまうと命に関わるものがたくさんあります。
また上記のように、転倒して亡くなられてしまうリスクもあります。
そのような場合、よし!じゃあ身体拘束だ!とファーストチョイスで患者さんを拘束している訳ではありません。
家族に見守ってもらったり、ナースステーションから近いお部屋に移動し観察しやすくしたり、せん妄予防に夜間入眠できるよう散歩に行ったりと、できる限りの対応策を考えています。
その上で、どうしても抑制が必要と判断された場合に身体拘束を行います。
身体拘束にも様々なレベルがあり、低いレベルで言えばベッド柵を増やすなどもあり、できるだけ患者さんの負担を減らすことを考えて行います。
そして勤務毎に評価を行い、その必要を考えます。できるだけ外してあげたいと考えているん
です。
でも、命に関わるようなことが起きないよう、そして僕たち医療スタッフの安全を保てるようにもしなければいけない。
その狭間でいつもみんなで話し合いながら身体拘束の必要性と向き合っています。
それは患者さん一人ひとりと向き合っているからだと思います。
皆さんの施設ではどうでしょうか?
最近この話題が多く、一般の方からは身体拘束=悪 のようなイメージがついているようで、少しモヤモヤしている自分がいます。
確かに身体拘束が患者さんに与える悪影響は計り知れません。
もちろん僕たちの説明にも誠意が必要ですし、理解をして下さるご家族の方が多いですが。
日々考えさせられますね。
身体拘束が患者さんに与えてしまう影響は後日書こうと思います。
ゆう
いつの時代も難しい
先の半ばに妊娠がわかり、先月末ですっと辞めてしまった1年目さんがおりました。
看護師という職業は、夜勤もあり生活も非常に不規則なため、その影響もあってか結構不妊で悩まれている方が多いです。
実際に僕のまわりにも悩んでら方がたくさんいました。
子供を授かり産まれるということは、命懸けであり素晴らしいとこです!
なので、できちゃった婚とか言って批判的にまとめるのは反対です。
むしろ2人の子供がきっかけで、結ばれるのは素敵なことだと思います!
ただし、ちゃんと養育能力や意思がある男女に限ってですが。。。
話を戻しますが、その1年目さんにとっては非常に素晴らしいことです。
辞めて子育てに集中し、また看護師として復帰できる環境もきっとあります。
だけど、彼女を立派な看護師に育てるために、多くの先輩たちが時間を割き、話し合いを重ね、指導をしてきたという事実もあります。
大きなお世話だと思う若手の皆さんもいるかもしれませんね💦
でも、看護師という仕事は1人では絶対できません。
1つのミスで人の命を奪ってしまうかもしれない。
なので1人で失敗しながら成長していく!なんてことは難しい世界です。
そういった中で、頑張ろう!と意欲を持つ若手に対し、育ってほしいと真剣に考えている先輩がいます。
もちろん、先輩たちの方が若手の皆さんの気持ちをわかってあげないとダメですが、みんなの支えがあって働けているということを、心の片隅に置いてほしいですね💪
パワハラはもちろんだめです!
双方の気持ちあってこその教育ですね!
ゆう
古き良き
ちょっと忙しくてブログ書けませんでした💦
当院の諸事情により、この土日は病院全体が紙カルテ運用でした。
大きな病院では電子カルテが当たり前の時代であり、紙カルテを使ったことのない医師、看護師、事務職が多く、とてもドタバタな二日間でした🙄
情報の共有が難しかったり、いちいちすべて書かなくてはいけなかったりと、通常診療に比べて時間が多くかかってしまいました。
二日間だけでしたので、明日からは電子カルテの運用になりますが、この二日間勤務できたことで、非常によい経験ができたと思います。
例えば、地震などで当院が被災してしまい電子カルテが使えなかった場合などは、紙カルテの運用になります。
そういった場合は、一度でも紙カルテを使ったことがあるという経験が絶対に生きると思います👌
そして何より、患者を間違えないように、指示を間違えないようにと、医師、看護師、事務職が密にコミュニケーションをとりました!
言い方は非常に悪く聞こえるかもしれませんが、夜中状態が変わった患者を見に来ることもなく、医局から指示をパソコン上で出していた医師も、紙カルテで指示を書きに病棟へ来なくてはなりません。
もちろん、医師の方は大変でしょうが、やはりPHSでの連絡だけでなく、しっかりと顔を合わせコミュニケーションをとることで、トゲも少なく正確なやり取りができます🙋♂️
現にこの二日間、職員同士のコミュニケーションが非常に多く、全員がお互いに声をかけ合い現場が回りました!
慣れない紙カルテのおかげではありますが、基本的な大事なことを実感できた気がします。
忙しい現場だからこそ大切なことですね。
内容が非常に薄くなってしまいました💦
ゆう
虐待とかDVとか聞きたくないけど
本日は月に2回の院内虐待防止委員会たるものに出席しました。
小児科、産婦人科、MSW、そして救急での合同会議です。
僕もその一員を務めさせて頂いています。
テレビで虐待死などの耳を塞ぎたくなるような
ニュースを耳にすることがありますが、実は救急という場所は、それらを防ぐためにとても大切な役割を担っています。
ケガをして来院する子供はたくさんいますが、その症例は本当に様々です。
その中でも、
医学的所見と親が説明するケガした時の状況に違いがある
子供に対して親の関心が感じられない
ケガとは別のアザがたくさんある
子どもの身なりが汚い
実際に親の暴力でケガをしている
もちろんこれだけじゃありませんが、虐待を疑うような症例があると、子どもの安全を守るために入院をしてもらうこともあります。
また上記のような直接的な内容だけでなく、
親が精神的な疾患を抱えている
親のどちらがDVを受けている
親の病識や知識が非常に低い
など、適切な養育環境が子どもに提供できていないと判断した場合も、地域の保健所や児童相談所に情報提供をすることがあります!
つまり、救急が高い感度を持ち、子どもや親のケガ、病状のバックグラウンドを見逃さないことが大切です。
ただ、間違ってはいけないことは、
虐待を見つけ出し児童相談所や子供家庭センターに報告する!
というのが本来の目的ではありません。
もちろん、起きてしまっている虐待がこれ以上酷くならないようにするため、そのような通告を行なっています💦
しかし理想的なのは、虐待につながるかもしれない段階で感じとり、虐待を未然に防ぐことです。
救急でもその一端をになっているんですね🤤
ゆう
またもや3連休
今週も三連休ですね!
僕は土曜の晩から日曜の朝まで夜勤で働いておりました。
救急車もウォークインも非常に多かったですが、明け方は落ち着いたので助かりました😅
特に他院からの転送や紹介が多かったイメージですね🙄
他院から当院への転送、紹介になる場合、
軽傷の方は基本的にタクシーや自家用車などで、ウォークイン患者として来られます。
重症な場合は基本的に救急車に乗って来られます。
市内の救急隊が連れて来られる際には、我々救命救急センターにもバイタルサインや基本情報、到着時刻などを、他院出発時に再度連絡をくれます。
ただ市外からの転送では、市外の救急隊が出動します。あるいは、その病院が持っている独自の救急車で来られる時もあります。
なぜかそういった場合には、医師間で行われる転送依頼の連絡のみで、出発時の連絡がありません。実は結構困ることがあります😅
皆さんの地域はどうでしょうか?
簡単な情報はもちろん得ていますので、心構えはしているのですが、他の救急車もどんどん来ている中で、いつ来るかわからない方の準備をするスペースは中々できません💦
あ、脳卒中、胸痛、産科、小児などの早急に専門的治療が見込まれる症例は、専用ホットラインがあるので話は別ですが。
転送しなければいけない程の患者なので、基本的にはやはり重症な方が多いです。
昨日も重症外傷、痙攣重積、心不全増悪の方が並んでいる時に、前フリなしで他院からの救急車が飛び込んできました。
高流量のカテコラミンを要するほどの敗血症性ショックの方なので、もちろん3次対応ですが、中々ハードな数時間を過ごしました。
市内の救急隊とは研修や救護班などでも常に連携していますので、協力体制はとりやすいのですが、市外となると難しいものがあります💦
個人的には病院間、医師間での連絡の段階で、おおよその到着時間さえ教えて頂けると、状況は全然変わってくると思います。
救急外来のリーダーとして勤務している時、丁寧に連絡くださり、だいたい1時間以内には来られます!とか教えて頂けるだけで、僕らも部屋や人員の準備ができます。
なので我々看護師レベルで改善を促せるとなると、そのようなポイントになるのかと。
ことを荒げないよう、少しずつ声を出していっている段階です。笑
何はともあれ、コミュニケーションや連携がとれるだけで状況は変わるということですね!
ゆう