救急とお酒
救急にはお酒にまつわる症例が多々存在しますよね💦
定番?な重症例としては、
主訴 吐血
背景 アルコール依存、アルコール性肝硬変、食道静脈瘤破裂を繰り返している
このような症例は結構若年の方にも多く、病院到着時にはショックバイタルで、大量輸血をしながら出張内視鏡なんて、残念ながらよく出くわしてしまいます。
お酒ってつくづく怖いと感じてしまいます。
軽症例としては、
若者たちのお酒飲み過ぎ急性アルコール中毒
酔っ払ったお年寄りが転んで大怪我
なんて内容が代表的ですかね💦
常識のある人間であれば、酔いが覚めここが病院だと気付き、汚れた衣類や二日酔い症状を実感した時には、大きな後悔と喪失感に襲われます。
というより、皆さんがそのような表情になっています。
対応していた我々医療者としては、しっかり自己管理しないと!っという気持ちを持ちつつも、そのような表情を見ると、今後は気をつけてね、と少し落ち着いた気持ちも込み上げてきます。
医療者の性なのでしょうか😅
ちなみに、同席者の方が急性アルコール中毒になってしまった時
例えば、立てない、呂律が回らない、冷や汗、嘔吐などの症状
意識がある場合は、掛け物などで身体を温めながら水分摂取を促しましょう。
意識がない場合、肩を叩いても全く反応がない時、泡を吹いている、大きないびきをかいている時は救急車を呼んでください。
そして掛け物をかけて低体温予防!
嘔吐物などで窒息しないよう回復体位をとらせる!
こんなやつ
意識があって寝てしまった人も同じ。
とにかく1人にしないことが大切ですね。
まぁなんにせよ、僕もお酒好きなので、気をつけなきゃなと思う今日この頃です。
ゆう